東京芸術大学が公開講座を開設 受講料はお安め

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今年度の東京芸術大学の公開講座の受講生募集が始まった。

これは東京芸大が、上野、取手の両キャンパスで毎年行っているもの。年度ごとに様々な講座が開設されており、今年度は、芸術では「陶芸」「彫刻」「木工作」などスタンダードなものに加え、漆塗りに金属粉を蒔き付ける「蒔絵」、銀を打ち出してペンダントを作る「銀で作る装身具」、さらに「VVVVビジュアルプログラミング」などが。一方音楽では、「中国琵琶」「シタール」「三味線」などの珍しい楽器や、「サウンドプログラミング」などの講座が開設されている。

この講座の魅力は何と言っても受講料が安いこと。講座によって多少のバラつきはあるものの、例えば「みんなで作る木工作」の場合、受講時間20時間(5時間×4回)、親子2名1組で受講料は1万9800円(別途教材費2500円)、「はじめての中国琵琶」の場合、受講時間15時間(5時間×3回)で受講料は9800円と、民間のカルチャースクール等と比べるとかなりのお手頃価格になっている。

もちろん講師陣には、各分野をリードする東京芸大の教授陣がずらり。オーソドックスな美術、工芸、古典芸能からメディアアートまで学べる全25講座が用意されている。すでに講座の申し込みは始まっているので、詳細については下記リンクをご参照頂きたい。

※このページの画像はスクリーンショットです

・平成22年度 東京芸術大学公開講座実施要項

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。