サードアルバム発売の清竜人がいま転職したい仕事とは?

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清竜人(きよし りゅうじん)は1989年生まれの現在22歳。17歳の夏に全国高校生バンド選手権でグランプリを受賞した彼は、副賞として同年のROCK IN JAPAN FESに出場し、デビュー前にも関わらず、映画『僕の彼女はサイボーグ』に挿入歌を提供するなど、10代の頃から話題を呼んできた。その彼が4月13日にサードアルバム『PEOPLE』をリリース。子供と大人の境界線に立つ21歳(インタビュー時)のリアルとは?

「(前作の)『WORLD』は入社一年目の初々しいような、けれども精一杯責任感を持とうとしているようなアルバムかなと思うんですけど、今回は社会人にも慣れてきて、落ち着いて結婚でも考え始めようかなっていうような、入社六年目ぐらいのアルバムだなと。仕事にも慣れて一番脂の乗った時期に書けたんじゃないかなと思っています」

今の自分を「子供と大人の間を行き来するような時期」と語る彼は、「そういう成長時期のよきタイミングで作れたかな」と、『PEOPLE』を分析。「究極にポップなもの、大衆性のあるものにしたい」と思ったというこの『PEOPLE』は、「聴き終わった時にちょっとハッピーになったりだとか、元気になったりする人が多ければいいなっていうようなことを意識して作った」作品だそうだ。

そして、今後について、

「もし次にやるとしたら、すごく作り込みたいなっていう感情はふつふつと沸いてきてるんです。今までは音楽だとか芸術だとかは感性に委ねてやるものだっていうような意識が強かったし、もちろんそういうのも大事ですけど、次は意図して作り込んだものをやってみたいなとは思っています」

と、意欲的に語る清。ただし、「(音楽の世界から)一旦離れるのもありかなと思ったりする」という彼は、いま転職の本を読んでおり、「肉体労働を経験しとかないと」という理由から、転職先の第一候補は「新聞配達」だそうだ。

※クイック・ジャパン Vol.95

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。