6月8日(土)より、シネマサンシャイン池袋他にて、行列のできるラーメン店として名を馳せた東池袋大勝軒の店主・山岸一雄氏を追ったドキュメンタリー映画『ラーメンより大切なもの』が公開される。
長野県生まれの山岸一雄氏(1934~)は、17歳でラーメンの世界に飛び込み、1955年に“つけ麺”のルーツと言われる「特製もりそば」を考案。1961年に東池袋大勝軒を開業した。開業時から行列が絶えず、「2時間待ちの行列」「数百人の弟子」など、数々の伝説を作った同店だったが、2007年の再開発計画により一旦閉店。しかし翌2008年、元の店舗からほど近い東池袋で復活し、営業を続けている。
同作は、“つけ麺の元祖”と言われるメニューを生み出し、「ラーメンの神様」とも称される山岸氏の人生に迫るドキュメンタリー。ラーメン好きで、同店の大ファンだという俳優の谷原章介がナレーションを担当し、亡き妻や、開店時からスタッフとして店を支えた妹、弟子、常連客らとのエピソードを振り返りつつ、ひたすら味を追い続けた山岸氏の50年のラーメン人生に迫っている。
『ラーメンより大切なもの』は、6月8日(土)より、シネマサンシャイン池袋ほかにて全国順次ロードショー。東池袋大勝軒は、豊島区南池袋2-42-8(東京メトロ「東池袋駅」)、営業時間は11:00~22:30(スープなくなり次第終了)、定休日は無休。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。