7月6日(土)より、東京・上野の国立科学博物館にて、深海の謎に迫る特別展『深海―挑戦の歩みと驚異の生きものたちー』が開催される。
この展覧会は、多くの謎に満ちた深海への挑戦の歩みや、深海で生きる生きものたちの研究結果を紹介するもの。これまで未知の部分が多かった深海は、潜水技術の進歩により、徐々にその生態系などが明らかになりつつあり、最大18mに及ぶ世界最大のイカ「ダイオウイカ」の撮影に成功した今年1月放送のNHKスペシャル『世界初撮影!深海の超巨大イカ』は、大いに話題になった。
会場では、2007年に島根県出雲市沖で捕獲された全長約5mのダイオウイカの標本や、有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型など、深海にまつわる総数約600点の資料を展示。深海生物の貴重な標本や生態、太陽の光も届かない深海の水圧や水温など深海の仕組み、深海資源の開発と未来などの資料が展示されるほか、横幅5mを超えるスクリーンで、深海生物の生態を記録した映像を楽しむこともできる。
『深海―挑戦の歩みと驚異の生きものたちー』は、2013年7月6日(土)~10月6日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金曜は20:00まで)、8月10日~18日は18:00まで(16日は~20:00)。休館日は、7月8日、7月16日、9月2日、9月9日、9月17日、9月24日、9月30日。入場料は一般1500円。
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・特別展「深海―挑戦の歩みと驚異の生きものたちー」-国立科学博物館
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