喉トラブルから復活のももクロ有安 「もう大丈夫!」と全快宣言

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今年の夏、日産スタジアムライブという高いハードルをクリアしたももいろクローバーZのなかでも、とりわけ特別な思いでライブを迎えたであろうメンバーが有安杏果。今年初めから喉を痛め、一時は歌うことだけでなく、声を出すことさえ禁じられた有安だが、果たして彼女の喉はもう大丈夫なのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.110で、有安はこのように語っている。

「1月5日から3月12日まで歌ったり、声を出したりすることができなくなって……ここで声を大にして言いたいのは、しゃべれないことは全然、耐えられるんですよ。でも、歌えないことがこんなにも辛いのかって。歌えないけれどステージには上がって、イヤモニも付けるんです。でも、マイクは持たないで踊るだけ。ステージから見えるんですよ、私の緑色のマイクだけがPA卓に置かれているのが! それを見て『くーっ!』って。そりゃね、辛かったですよ……うん……」

そんな日々が続いたことで、「私にとって、こんなにも大切なものだったんだ、歌って」と、再確認できたという有安。この夏の『FNSうたの夏祭』から日産スタジアムライブ、さらに『GIRLS’ FACTORY』を乗り切ったことで、喉に関する不安や悩みはなくなったそうで、彼女はファンに伝えたいことがあるようだ。

「やっぱり、もう『喉は大丈夫?』って聞かれたくないんですよね。そういう心配はかけたくないし、安心して歌を聴いてもらいたので。この場を借りて、みなさんに伝えたいです。『有安杏果はもう大丈夫ですよ!』って」

最近彼女は、自分の喉との付き合い方がわかってきたそうで、レッスンの時でも、「今日はこれ以上、声を出さないほうがいいな」という時には、無理をするのをやめているのだそう。有安は、そういう状況について、「この仕事を続けていく以上、一生、付き合っていかなくてはいけない問題だし、そういう意味では自分で喉のコンディションを理解して、ちゃんとコントロールできるようになってきたのは大きですね」と語っている。

◆『クイック・ジャパン』vol.110(2013年10月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.110

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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