ももクロ・高城れに ツアーで下ネタトーク連発の裏に深い理由

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今年9月から11月にかけて、ももいろクローバーZの秋ツアー『ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 “GOUNN”』が行われた。今回のツアーは、夏の日産スタジアムと比べると、かなり小さな会場を回ったが、話題を呼んだのが、高城れにから繰り出される“下ネタ”。なぜ高城は、アンコールのMCで必ず下ネタを挟むようになったのか? 12月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.111で、彼女はこう語っている。

「たしか初日が前乗り(本番前日に現地入りすること)だったんですよ。そのとき、みんなで宴会場みたいなところでご飯を食べていて『こういうところだったら野球拳だよね』みたいな話になって、それがきっかけで『じゃあ高城、明日、野球拳やればいいじゃん』って。そこからはじまったんですよ。でも下ネタっていっても基本、小学生の、小6の男子が言うようなレベルの下ネタしか言わないんで。ここ、重要ですから!」

そのように強調する高城。流れとしては、基本的に他のメンバーは高城の下ネタを無視するものの、「たまに百田(夏菜子)が食いついてくる(笑)」そうだが、下ネタ投入には、どんな狙いがあったのだろう?

「チャレンジして、場の空気が少しでも和めばいいと思ったんですよ、今回のツアーでは。だってライブ中とかでも、『たぶん初めて来たんだろうな』っていう人は、ステージからでもすぐわかるんですよ。乗ってくれているし、笑ってはくれているんだけど、どこか緊張しているな、というのはすごく伝わってきて。だから、そんな緊張を少しでも和らげてあげたかったし、ちゃんと肩の力を抜いてもらって、下ネタからの『どどんが節』を楽しんでもらえればなって」

彼女が身を張った“下ネタトーク”の裏には、最年長メンバーゆえのファンへの気遣いがあったようだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.111(2013年12月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.111

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。