元さくら学院・武藤彩未 現在の夢は「競馬場の芝の上で歌うこと」

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アイドルグループ「さくら学院」を2012年3月に卒業した武藤彩未が、昨年7月の単独ライブで1年4か月ぶりに復活を果たした。ライブでは80年代アイドルの名曲をカバーした武藤だが、1996年生まれの彼女は、なぜ80年代の曲が好きなのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.112で、彼女はこう語っている。

「私のお父さんが競走馬の調教師なので、お馬さんがたくさんいる環境で育ってきたんですよ。厩舎の横に小さなお家がくっついているので、私たちが暮らしている真下にお馬さんがいるんです。

お馬さんはすごく音に敏感なので、家では大きな音をたてられなかったんですよ。だからテレビもあんまり見なかったし、そのときに流行っている音楽も知らなかったんです。唯一、音楽を聴ける場所は、おでかけする車の中。あと、家族でカラオケに行くときですよね。だから、本当に音楽を家族で共有していたんですよ」

生活は馬がメインとなっており、「家のまわりは砂と木しかなかったです(笑)」「ネズミも出るし、本当にジャングルで暮らしているような感じでした」と語る武藤。調教師の父親に加え、弟も競馬学校に合格したことで、彼女にはある夢ができたそうだ。

「武藤家にはひとつ夢があって、お父さんが育てた馬に弟が乗って、そのときのゲストが武藤彩未! 競馬場の芝で歌いたいんですよ。うまくいけば3年後に弟がデビューできるんですね。そのとき、私も20歳になっているので、ちょうどいい感じかなって。お母さんも応援してくれてます」

実現すれば、スポーツ紙を飾ることは間違いない武藤家の夢。彼女自身は、18歳の誕生日となる4月29日にライブが決まっているが、そちらに関しても、「前回は楽しくて楽しくて仕方なかったんですけど、今回は『決意』って意味で、いろいろ覚悟を決めなくちゃいけないし、強い気持ちで迎えたいなって思います」と気合は十分で、「成長した姿を見せられたらいいなぁ」と述べている。

◆『クイック・ジャパン』vol.112(2014年2月12日発売/太田出版)

【関連リンク】
『クイック・ジャパン』vol.112

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。