日本の鉄道の起点・東京駅の歴史を一望 「東京駅100年の記憶」展

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12月13日(土)より、JR東京駅丸の内駅舎内の「東京ステーションギャラリー」にて、東京駅開業100年を記念する展覧会『東京駅 100年の記憶』展が開催される。

東京駅が開業したのは1914年12月のこと。日本銀行本店、日本銀行大阪支店、奈良ホテルなど、日本建築史に名を残す建築物を手がけた建築家・辰野金吾により丸の内駅舎が設計された東京駅だったが、1945年の東京大空襲により大部分を焼失した。その後、幾度となく高層ビルへの建て替えが議論されたものの、建築家らを中心に保存を求める声が登場。最終的に保存されることが決まり、2012年に復原工事が完了した。

展覧会場には、辰野金吾にまつわる絵画、画家や写真家たちが捉えた東京駅がモチーフの作品、開業時・開業50年時・現在の丸の内周辺のジオラマ、東京駅の地下構造の変遷、創建当時の建築装飾ほか、東京駅にまつわる様々なジャンルの資料が登場。日本の鉄道の「上り」と「下り」の起点となる中心駅・東京駅の100年の歴史をたどる展覧会となっている。

『東京駅 100年の記憶』展は、12月13日(土)~3月1日(日)まで東京駅ステーションギャラリー(千代田区丸の内1-9-1)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜日は20:00まで ※1月2日は除く)。休館日は月曜日(1月12日を除く)、12月29日(月)~1月1日(木・祝)、1月13日(火)。入館料は一般900円。

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東京駅ステーションギャラリー

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。