植物の細密画や禁断の解剖書を紹介する展覧会 ゴスロリブームの元祖も登場

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12月16日(火)より、東京・渋谷の「PARCO GALLERY X」にて、アンティーク博物画を紹介する『19世紀までの博物画・ボタニカルアート展 ビューティフルからグロテスク ~ 一瞬のはかない美の記憶 ~』が開催されている。

まだ写真がない時代、世界各地に存在する珍しい植物を記録したり、紹介したりするため、学者たちは画家と組んでその植物を細密に記録した。同展は、そういった植物の細密画(=ボタニカルアート)や、禁断の解剖書などを紹介する展覧会。2012年にロゴスギャラリーにて開催され、好評を博した展覧会が、およそ1年半を経て再び開催される。

会場では、見ごたえある博物図鑑の名艦や美しい未公開植物図譜のほか、ゴスロリブームの元祖とも言われる『死の舞踏 -ダンス・オブ・デス』や、キリスト教でタブーとされた禁断の解剖研究などを紹介。また、鳥、動物、魚、ウニ、貝、蟹、サンゴなどの生物90図を収めたプライベート博物室のコレクションの集大成本『自然界からの逸品の蒐集室』が、特別販売商品(限定1冊)で600万円で販売される。

『19世紀までの博物画・ボタニカルアート展 ビューティフルからグロテスク ~ 一瞬のはかない美の記憶 ~』は2014年12月16日(火)~12月25日(木)まで、渋谷パルコ PART1・B1FのPARCO GALLERY X(渋谷区宇田川町15-1)にて開催。開場時間は10:00~21:00。会期中無休。入場無料。

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19世紀までの博物画・ボタニカルアート展 ビューティフルからグロテスク ~ 一瞬のはかない美の記憶 ~- PARCO GALLERY X

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。