ももクロ佐々木彩夏 国立ライブ「ももクロに人生をかける」発言の意味

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ももいろクローバーZの最年少メンバーである佐々木彩夏がこの春、高校を卒業した。これで学生とももクロという二足のわらじの生活が終了した佐々木だが、実は「すごく大学に行きたかった」のだという。なぜ彼女は大学へ進学しないことを決断したのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.119で、佐々木はこのように語っている。

「国立(競技場)が決まった時点(ライブは2014年3月開催)では、まだ進学しようって考えてたな、全然。でも、国立の最中に思ったの。これだけ見てくれている人がいて、これだけ期待してくれている人がいて、これだけの時間とかお金を私たちのために出してくれる人たちがいて……そんな環境の中にいて、なんで大学に行きたいかって言ったら、そりゃ小さいときからの夢でもあったけど、結局は自分の将来に対する保険だったり、逃げ場や逃げ道が欲しいってことでしょ?」

国立ライブの2日目の最後の挨拶で語った「ももクロに人生をかける」という発言には、「大学に進学しない」という決意が込められていたことを明かす佐々木。しかし実際には、すっぱりと割り切れたわけでもなかったようだ。

「でも、そのあとも何度も何度も悩んで。学校でも『もったいない』って言われたし。骨折して、ももクロから離れる時間が増えてきたから、『落ちてもいいから受けるだけ受けてみようかな』とか何度も考えた。小1から仕事をはじめて、ずっと学業との両立をテーマに芸能生活を送ってきたから」

しかし今年に入ってからは、朝からいきなり仕事場に行く機会も増え、映画『幕が上がる』の舞台挨拶ではソロの仕事もこなした佐々木。仕事一本の生活に不安を抱えていた彼女だが、「いまは不安よりも、みんなと同じ社会人になれる楽しみのほうが、ちょっと大きいかな」と語っている。

◆『クイック・ジャパン』vol.119(2015年4月10日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.119

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。