全長100メートル! 村上隆の超大作「五百羅漢図」が日本初登場

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10月31日(土)より、東京・六本木の森美術館にて、現代美術作家・村上隆の展覧会『村上隆の五百羅漢図展』が開催される。

村上隆は、フィギュア、アニメなどを題材としたオタク系文脈の作品を手かげる一方、ルイ・ヴィトンなどとのコラボ商品も実現させている世界的芸術家。2008年には、サザビーズに出品されたフィギュア「マイ・ロンサム・カウボーイ」が約16億円(≒1500万ドル)で落札され、大きな話題となった。

今回の展覧会は、東日本大震災を機に制作された全長100メートルにおよぶ超大作「五百羅漢図」を、日本で初めて紹介するもの。同作は、震災後にいち早く支援の手を差し伸べてくれたカタールへの感謝を込め、2012年にドーハで発表された作品で、日本中の美術大学から大勢のスタッフを集め、短期間で一気に完成されられた。

会場の音声ガイドのナビゲーターには、村上隆監督の作品「めめめのくらげ」に出演するなど、村上と親交がある俳優の斎藤工を起用。生と死、宗教と芸術、現代における芸術の力といった問いかけから、高い技術に支えられた作品制作まで、村上の芸術の真髄を伝える。

『村上隆の五百羅漢図展』は、2015年10月31日(土)~2016年3月6日(日)まで、森美術館(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)にて開催。開館時間は10:00~22:00(火曜のみ17:00まで。ただし11月3日(火)は22:00まで)。入館料は一般1600円。(文中敬称略)

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村上隆の五百羅漢図展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。