「カラヴァッジョ展」開催 『法悦のマグダラのマリア』世界初公開

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3月1日(火)より、東京・上野の国立西洋美術館にて、イタリアが世界に誇る画家・カラヴァッジョの展覧会『日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展』が開催される。

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571~1610)は、徹底した写実と明暗の使い分けにより、その後西洋に広まったバロック絵画への道を拓いた画家。そのダイナミックかつドラマティックな画風は、レンブラント、ベラスケス、ルーベンス、フェルメールなど、後の大画家にも強い影響を与えたが、一方では素行の悪さも有名で、波乱万丈の末に38歳で生涯を閉じた。

会場には、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの作品や、彼の影響を受けた画家の作品、さらに裁判や暴力沙汰など、カラヴァッジョの生涯で起きた事件にまつわる品々が登場。また、2014年に発見され、真筆と認められた『法悦のマグダラのマリア』が世界初公開されるほか、現存する真筆がわずか60点あまりしか存在していないと言われるカラヴァッジョの傑作が多数集結する。

『日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展』は、2016年3月1日(火)~6月12日(日)まで、国立西洋美術館(台東区上野公園7-7 JR上野駅徒歩1分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(金曜日は20:00まで)。休館日は月曜(ただし3月21日、28日、5月2日は開館)、3月22日。入場料は当日一般1600円。

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カラヴァッジョ展

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。