若冲の作品も登場 江戸東京博物館『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』

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7月5日(火)より、東京・両国の江戸東京博物館にて、古来より日本で愛され、恐れられてきた妖怪についてたどる特別展『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』が開催される。

古くから日本では、異界への恐れや不安感などを表すものが「妖怪」として造形化され、恐れられつつも親しまれてきた。それらは縄文時代の土偶に始まり、平安時代には「鬼」や「化け物」が登場。さらに地獄絵、絵巻、浮世絵などにも妖怪は登場し、現代の「妖怪ウォッチ」に至るまで、さまざまな形で存在してきた。

会場には、平安~鎌倉時代の国宝「辟邪絵(へきじゃえ)」をはじめ、現存する最古の「百鬼夜行絵巻」として名高い真珠庵本(重要文化財)など、貴重な品々が登場。伊藤若冲、葛飾北斎、喜多川歌麿、歌川国芳らが描いた妖怪、縄文時代後期の「みみずく土偶」(重要文化財)、「お腹にいるという虫たち」「諸国に現れた珍幻獣」といった可愛らしい妖怪、大人気の「妖怪ウォッチ」など、4000年の妖怪の歴史をたどる展覧会となっている。

『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』は、2016年7月5日(火)~8月28日(日)まで、江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1 都営地下鉄「両国駅」徒歩1分 JR「両国駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(7月9日・16日・23日は19:30まで、7月29日の金曜から、金曜と土曜は21:00まで)。休館日は月曜日(ただし、7月18日、8月8日・15日は開館、7月19日は休館)。観覧料は一般1350円。

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大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。