3月8日(水)より、東京・六本木の国立新美術館にて、チェコを代表する画家・アルフォンス・ミュシャの回顧展『ミュシャ展』が開催される。
ミュシャ(チェコ語の発音では「ムハ」。1860~1939)は、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家のひとり。モラヴィア(現チェコ)で生まれたミュシャは、34歳の時に女優のサラ・ベルナール主演の舞台のポスターで一躍有名になり、19世紀末のパリで時代の寵児になった。そして50歳で祖国に戻ったミュシャは、17年という年月をかけ、スラヴ民族の歴史を描いた『スラヴ叙事詩』を制作。チェコを代表する画家として国民から敬愛されている。
会場では、門外不出だった『スラヴ叙事詩』全20点を展示。縦6メートル、横8メートルの巨大な油彩画が、チェコ国外では世界で初めて公開されるほか、パリ時代の作品など、『スラヴ叙事詩』を描くまでの作品約100点も紹介し、ミュシャの全貌をたどる。
『ミュシャ展』は、2017年3月8日(水)~6月5日(月)まで国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂駅」すぐ)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜日、4月29日~5月7日は20:00まで)。休館日は火曜日(5月2日は開館)。チケットは当日一般1600円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。