若きボブ・ディランを追ったドキュメンタリー映画 50年ぶり公開

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昨年、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの若き日を記録したドキュメンタリー映画『ドント・ルック・バック』が、50年ぶりにデジタル・リマスター版として公開される。

ボブ・ディランは1941年にアメリカ・ミネソタ州で生まれ、1962年に『ボブ・ディラン』でデビュー。これまで30枚以上のオリジナルアルバムを出し、アルバムの総売上は1億枚を突破している。半世紀にも及ぶミュージシャン生活で2000回以上のライブを行ってきた彼は、グラミー賞、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などを受賞。そして昨年、ノーベル文学賞が授与された。

『ドント・ルック・バック』は、1965年の4月から5月にかけて行われた英国ツアーの様子を追ったものだ。作品には、ライブ演奏、舞台裏、熱狂するファンたちの姿などが収められており、“歌う詩人”から“ポップ・ミュージックの変革者”に進化しようとしていたディランの姿を記録。音楽ドキュメンタリー史上の金字塔が50年ぶりにスクリーンに蘇る。

『ドント・ルック・バック』は、5月27日(土)より新宿K’s cinemaほか 全国順次公開。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。