4月13日(金)より、東京・上野の東京国立博物館にて、日本美術史上に残る名作の誕生の背景に迫る展覧会『名作誕生 -つながる日本美術』が開催される。
日本美術史上には、数多くの「名作」と呼ばれる作品が存在するが、時代を代表する作家によって作られた名作や、海を越えて日本へもたらされた名作など、名作には必ずドラマがあり、それが受け継がれ、また新たな作品が生まれてきた。この展覧会は、こういった作品同士の影響に注目し、地域、時代を超えた名作の数々を12のテーマで紹介するものだ。
会場には、重要文化財「伝薬師如来立像」、国宝「普賢菩薩騎象像」、国宝「聖徳太子絵伝」など、奈良、平安、鎌倉時代からの仏教美術に始まり、雪舟、伊藤若冲、尾形光琳、岸田劉生など、時代や地域、ジャンルを越えた作品およそ120点が登場。日本美術の入門編としてもピッタリの展覧会になっている。
『名作誕生 -つながる日本美術』は、2018年4月13日(金)~5月27日(日)まで、東京国立博物館 平成館(台東区上野公園13-9 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(金曜・土曜は21:00まで、日曜祝日は18:00まで)。休館日は月曜日(4月30日は開館)。観覧料金は一般1600円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。