山本直樹の新作『田舎』 「Ohta Web Comic」で連載スタート

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5月15日(火)より、コミックサイト「Ohta Web Comic」にて、山本直樹の新作『田舎』の連載が始まった。

この作品は、暑い東京から逃れ、田舎の親戚の家に受験勉強のため逗留している男の子(フーちゃん)と、その家に住んでいる女の子(キーちゃん)との間で繰り広げられる、親には内緒のピュア・エロティック・ストーリー。山本にとっては、あさま山荘事件を12年間にわたって描いた『レッド』連載の終了後、初の新作となる。

山本(1960~)は北海道出身で、1984年に「森山塔」名義でデビュー。『Blue』『ありがとう』『フラグメンツ』『堀田』『分校の人たち』全3巻ほか、多数の作品を発表しており、雑誌『イブニング』で2006年から連載した『レッド』は、2010年に第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

連載は2018年5月15日(火)正午に第1話が公開され、以後毎月15日に更新(休祝日の場合は翌営業日)。超純粋エロティック作について、山本は「今は新しいエロマンガのネタで頭がいっぱいです」と語っている。

なお、「Ohta Web Comic」では同日に、雁須磨子が40代女性の悩みを描いた『あした死ぬには、』第2話も公開。さらに阿部洋一の好評連載「それはただの先輩のチンコ」や、志村貴子、田中圭一の新作コミックを無料で読むこともできる。

【関連リンク】
山本直樹 『田舎』-Ohta Web Comic
山本直樹『分校の人たち』特設サイト

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。