10月9日(火)より、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、『ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展』が開催される。
この展覧会は、バイオリンの名器「ストラディヴァリウス」について、実物はもちろん、誕生の系譜、製作環境、所有者の履歴、音の秘密まで、名器の秘密をさまざまな観点から解き明かすものだ。ストラディヴァリウスは、イタリア・クレモナ生まれのアントニオ・ストラディヴァリ(1644~1737)によって作られた弦楽器で、現存するものはおよそ600挺。300年前に生み出された名器たちは、いささかもその響きの美しさが損なわれることなく世界の聴衆を魅了しており、もはや骨董品と化したバイオリンの1挺あたりの価格は1億円を下らない。
会場には、バイオリンやビオラなど合計21挺、推定総額210億円のストラディヴァリウスが登場。眺めるだけでなく、ケースから実際に取り出され、プロの音楽家による生演奏が披露される。さらに、300年の音の進化を追体験できる「タイムスリップ・インスタレーション」、ヴァイオリン製作の聖地・クレモナの工房を再現した「クラフト・デモンストレーション」なども予定されており、至高の楽器の魅力を楽しめるものとなっている。
『ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展』は、2018年10月9日(火)~10月15日(月)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)にて開催。開館時間は毎日異なっており、
10月9日(火)15:00~22:00
10月10日(水)10:00~17:30
10月11日(木)12:00~22:00
10月12日(金)10:00~17:30
10月13日(土)10:00~22:00
10月14日(日)10:00~22:00
10月15日(月)10:00~17:30
となっている。観覧料金は当日のみ、一般2300円。
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・ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展
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