11月17日(土)より、東京・六本木の泉屋博古館分館にて、中国青銅器の文様に焦点をあてた展覧会、『神々のやどる器 ―中国青銅器の文様―』が開催される。
中華文明を代表する中国青銅器は、今から3000年以上前に誕生し、世界史上でも稀に見る複雑な造形に発達した殷周青銅器は、後の時代に大きな影響を与えた。この展覧会は、中国青銅器の文様に注目し、名工たちの卓越した技と、それらに込められた精神世界を探求するもの。青銅器の表面に刻まれた極めて精緻な文様の魅力をたどる。
会場には、商時代、西周時代、戦国時代、三国時代、春秋時代、盛唐時代など、日本の伝統的な金属工芸品にも多大な影響を与えた貴重品々が登場。神、仙人、獣などにはどんな意味があり、どんな思いが込められたのか、世界的にも名高い住友コレクションの中核を成す作品から、東アジア文様意匠の原点を詳しく紹介する。
『神々のやどる器 ―中国青銅器の文様―』は2018年11月17日(土)~12月24日(月・祝)まで、泉屋博古館分館(港区六本木1-5-1 東京メトロ「六本木一丁目」駅、北改札正面出口より屋外エスカレーターで3分)にて開催。開場時間は10:00~17:00。休館日は月曜(12月24日は開館)。観覧料は一般800円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。