時効警察シリーズに登場の「プクーちゃん」 現実世界でも人気沸騰

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霧山修一朗(オダギリジョー)&三日月しずか(麻生久美子)コンビが“時効が過ぎた事件”に挑むドラマ「時効警察シリーズ」の第3シリーズ『時効警察はじめました』が現在放送中ですが、霧山と三日月が働く総武警察署の警察官たちのハートを射抜き、一大旋風を巻き起こしたのが「プクーちゃん」です。

プクーちゃんは第2シリーズ『帰ってきた時効警察』の第3話で登場する、尾沢ミツコ(杉本彩)が作ったゆる~いキャラクター。霧山が所属する時効管理課でも、顔を合わせるだけで「プクー、プクー」の大合唱が起き、熊本(岩松了)に至っては、霧山に過去のプクーちゃんVTRを渡すなど、伝道師っぷりを発揮していました。

作中では、プクーちゃんのお店がオープンすることに伴い、プクーちゃんにまつわるグッズが多数作られています。例えばソフビで作られたプクーちゃん人形だけではなく、バタンキュー人形や沈みがち人形など、プクーちゃんの仲間たちの人形まで勢ぞろい。他にもパズルやノート、スリッパなど、バリエーション豊富に商品が展開されています。ちなみに、霧山を追う謎の組織「ザ・トップシークレット本部」の6と9が張り込みで口にしているのは、プクーちゃんアンパンと牛乳。もはや一種の社会現象と言っても過言ではありません。

ドラマ放映当時、実際に「プクーちゃん人形」をはじめとするプクーちゃんグッズを購入することはできました。人形は税抜1500円で販売されておりましたが、今ネットオークションやフリマアプリを探してみると、1万円以上の値が付けられたものも……。現実世界でもプレミアものの人気キャラクターになっているようです。

◆ケトルVOL.50(2019年10月16日発売)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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