昨年豪雨被害のホキ美術館 約9か月ぶりにリニューアルオープン

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昨年10月の豪雨により建物や所蔵品が浸水被害を受けたホキ美術館(千葉市緑区)が、8月1日(土)からリニューアルオープン。同日から「森本草介展」が開催される。

ホキ美術館は、2010年に開館した日本初の写実絵画専門の美術館。各種医療用キット製品のトップメーカー「ホギメディカル」の創業者が収集したコレクションを紹介するために作られた同館は、巨匠から若手まで約60作家480点の写実絵画が所蔵されており、およそ150点が常時展示されてきたが、昨年10月25日に千葉県で発生した集中豪雨により、作品と建物が被害を受け、長らく休館していた。

しかしこの度、ようやく復旧工事が完了し、8月1日にリニューアルオープンが決定。ホキ美術館設立10周年・リニューアルオープン記念展として、日本を代表する写実画家の森本草介の作品を集めた「森本草介展」が開催される。会場には、写実絵画収集のきっかけとなった『横になるポーズ』、大作『アリエー川の流れ』など、34点が登場。さらに第2ギャラリーでは、40歳以下の新人写実作家を対象に行われた第3回ホキ美術館大賞の入選作が紹介される。

「森本草介展」は、2020年8月1日(土)~11月16日(月)まで、ホキ美術館(千葉市緑区あすみが丘東3-15 JR「土気駅」よりバス5分、徒歩20分)にて開催(日時指定の入館予約制)。開館時間は10:00~17:30。休館日は火曜。入館料は一般1830円。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。