途上国を救う製品ばかり集めた展覧会開幕

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5月15日から東京ミッドタウン・デザインハブで『世界を変えるデザイン展』が始まった。

この『世界を変えるデザイン展』は、「発展途上国に住む人びとが直面する、さまざまな課題を解決してきた”デザイン”を紹介する」(同展の開催概要より)展覧会。発展途上国に存在する課題を「water(水)」「food(食料)」「energy(エネルギー源)」「health(医療)」「housing(住まい)」「mobility(移動、輸送)」「education(教育)」「connectivity(情報へのアクセス)」の8つに分類し、それぞれの課題の解決に寄与した”デザイン”を紹介している。

紹介されている製品は、「太陽の反射光を、熱に変える調理器具」「使用済み注射針再利用防止のための収納容器」「泥水を飲料水に変える携帯用浄水器」「現地の人びとが製造できるゴム製義足」など約50点。開期中にはデザイナーのトークショーや、参加者が実際にゲームに参加してBOP製品(BOP=「Base of the Pyramid」の略。所得層=「Pyramid」の最下層をターゲットとした製品)への理解を深めるプログラムなどが用意されている。

今回が第1回目となる同展の会場は、東京ミッドタウン・デザインハブ(5月15日~6月13日)と、東京・六本木のアクシスギャラリー(5月28日~6月13日)の2ヵ所。いずれも入場料は無料となっている。

※このページの画像はスクリーンショットです

【関連リンク】
・世界を変えるデザイン展
http://exhibition.bop-design.com/#
・アクシスギャラリー
http://www.axisinc.co.jp/
・世界が注目する5兆ドル市場 「BOPビジネス」がアツい!―web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20100401-00001916-r25

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。