映画会社が配給ビジネスのWSを開催

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映画会社のアップリンクが、『配給サポート・ワークショップ(以下「WS」)』を開催する。

これはアップリンクが定期的に行っているWSの第23期。同社が配給する作品をケーススタディとし、「契約」「字幕製作」「プロモーション」「試写」「ポスター・チラシ」「広告」「興行」「DVD」など、映画配給・宣伝ビジネスにまつわる全プロセスを学ぶことができる。

今期の題材となるのは、世界各地で起きている”水戦争”を追ったドキュメント『ブルー・ゴールド』や、売れないヘビーメタルバンドを30年間続けてきた男達の姿を追った『アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~』など5作品。これらの作品の買付の値段、契約の条件、興行成績、DVDの実売枚数、テレビ放送権の販売価格などを可能な限りオープン化することにより、「数字から見えてくる現在の日本映画業界の現状を参加者の皆さんと共に考えていきたい」(HPより)という。

WSは、東京・渋谷のアップリンク(渋谷区宇田川町37-18トツネビル)で、7月22日から12月まで隔週木曜に開催(12回以上)される。7月28日からは、デジタル映画・映像製作が学べる『デジタル・ムービー・ワークショップ』も開催されるので、興味のある方はそちらもぜひ。

【関連リンク】
・『配給サポート・ワークショップ』 
http://www.uplink.co.jp/workshop/HSW_about.php
『デジタル・ムービー・ワークショップ』

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。