今週末、9日(金)から、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が始まる。
本映画祭は、今年で19回目を迎える、LGBT(「L」=レズビアン、「G」=ゲイ、「B」=バイセクシュアル、「T」=トランスジェンダー)をテーマにした映画祭。この種の映画祭としては世界的に見ても歴史が古く、香港と並びアジア最大規模の動員数を誇る。
期間中に上映されるのは、ファッション・デザイナーのトム・フォードの初監督作品として注目され、コリン・ファースがヴェベチア国際映画祭で主演男優賞を受賞した『シングルマン』他、2009年のニューヨーク・インディペンデント映画祭で観客賞を受賞した『大変!息子がゲイなんて!(原題”Oy Vey! My Son Is Gay!”)』『4つの嘘と愛』など、バラエティに富んだラインナップ。『大変!・・・』の上映には監督、プロデューサーも来日し、Q&Aセッションが行われる。また、ショートフィルムプログラムでは、「ボーイズ短編集」と「ガールズ短編集」、「日本の短編集」とがそれぞれまとめて上映されるなど、観客がそれぞれの楽しみ方をできるよう工夫されたタイムテーブルが組まれている。
会場は、7月9日(金)から11日(日)までが新宿バルト9(東京都新宿区3-1-26 新宿三丁目イーストビル9階 東京メトロ・新宿三丁目駅徒歩1分)、7月15日(木)から19日(月・海の日)まではスパイラルホール(東京都港区南青山5-6-23 東京メトロ・表参道駅徒歩1分)となっている。上映される映画やイベント等の詳細は下記の公式サイトまで。
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【関連リンク】
・東京国際レズビアン&ゲイ映画祭
http://tokyo-lgff.org/2010/
・東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 公式Twitter