8月27日(金)~29日(日)まで、東京・有明の東京ビッグサイトで「グッドデザインエキスポ2010」が開催される。
この「グッドデザインエキスポ」は、グッドデザイン賞二次審査会終了後の会場を利用して行われる、アジア最大規模のデザインイベント。日本産業デザイン振興会が主催し、生活用品から乗用車、建築まで、暮らしと社会をとりまく、ありとあらゆるデザイン2000点以上が一堂に会する。今回は、電子体温計、レンチ、冷蔵庫、電気シェーバー、ノート、さらに「おもちゃのキッチンセット」「キノコ型スツール」「東本願寺のウェブサイト」「新潟県長岡市の屋内総合プール」などが、二次審査にノミネートされている。
この賞は、もともと通商産業省(現・経済産業省)により創立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称「Gマーク制度」)からスタートし、豊かな生活と産業の発展を求めて、優れたデザインを選ぶ活動が50年以上も続けられている。過去には電気釜(58年 東芝)、醤油注(61年 白山陶器)、掃除機(65年 松下電器)、小型自動車「シビック」(84年 本田)などが大賞を受賞。2009年の大賞には、北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」が選ばれた。
「グッドデザインエキスポ2010」は、東京ビッグサイト・東5、6ホール(「ゆりかもめ」国際展示場正門駅徒歩3分)で、8月27~29日まで。入場料は3日間共通で1000円(中学生以下無料)となっている。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。