満月の夜に『岡本太郎ナイト』開催

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9月23日(木・祝)、満月の夜に合わせ、東京・青山の岡本太郎記念館で、『One Night Illusion』が開催される。

昨年の好評を受け、今年も開催が決まったというこのイベントは、当日の日没からスタート。岡本太郎が作ったオブジェが数多く置かれた庭をスクリーンに、岡本太郎の絵画作品などをプロジェクターで投影することで幻想的な空間が生まれる。満月と、庭いっぱいに広がる岡本太郎の世界を同時に楽しめるしかけだ。

会場となる岡本太郎記念館(港区南青山6-1-19 東京メトロ・表参道駅徒歩8分)は、もともと岡本太郎(1911~1996)が生前アトリエ兼住居として使用していた建物。ル・コルビュジエの弟子の建築家・坂倉準三の設計によるこのアトリエ兼住居は、彼の作風同様ユニークなもので、ブロックを積んだ壁の上に凸レンズ形の屋根がのった独特の形状になっている。

当日は、館内で現在開催中の『街の中の太郎』展や、同時開催されている、第13回岡本太郎現代芸術賞『敏子賞』を受賞した辻牧子の作品の展示も観覧可能。イベントは、前述の通り23日の日没から、20:30まで(最終入館は20:00)行われる。入館料は600円。雨天中止。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。