全米で最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞など多数受賞した映画『ハーブ&ドロシー』が、11月13日(土)から公開される。
『ハーブ&ドロシー』は、実在する現代アートコレクター、郵便局員のハーバート・ヴォーゲルと図書館司書のドロシー・ヴォーゲル夫妻を追ったドキュメンタリー映画。公務員の2人が、慎ましい30年間の生活で買い集めた作品はなんと2000点以上。それらはいつしか、20世紀のアート史に名を残す作品ばかりになり、アメリカ国立美術館からも寄贈の依頼がかかることに。
ごく普通の老夫婦であるふたりは、いかにして現代アートを集めてきたか? 寄贈の依頼にどう応えるのか? ふたりの存在は全米に知られることとなり、一躍有名人になった今も、変わらぬ生活を続けている。その様子を、ニューヨーク在住の佐々木芽生監督が単身ハンディカムで撮り始めた『ハーブ&ドロシー』は、口コミによってその感動が広まり、ニューヨークで17週のロングランを記録。全米最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞などを受賞するに至った。
待望の日本公開を前にした11日、青山学院大学総合文化政策学部の授業の一環として、佐々木芽生監督と映画『カケラ』などで知られる安藤モモ子監督の参加無料のトークイベントが行われる。他、公開初日・13日の舞台挨拶や、14日に代官山ホテル「LLOVE」でトークショーを行うなど、イベントも目白押し。たった一人で映画をつくり、プロデューサーの役割まで手がける佐々木監督の、本作への想いを聞くことができるだろう。
『ハーブ&ドロシー』は、渋谷シアターイメージフォーラムを皮切りに全国で順次ロードショー。詳細は、下記公式サイトまで。
(※この画像はサイトのスクリーンショットです。)
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・Herb & Dorothy ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人
・佐々木芽生監督×安藤モモ子監督 TALKSHOW
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