11月6日(土)から東京・六本木の「六本木ヒルズumu」で、ボブ・ディラン(69)の絵画展『BOB DYLAN EXHIBITION ~THE DRAWN BLANK SERIES~』が開かれている。
ボブ・ディランは1941年に米・ミネソタで生まれ、62年にレコード・デビューした、アメリカを代表するシンガーソングライター。「風に吹かれて」(63年)のヒットで一躍時代の寵児となった彼は、メッセージ色の強い数々の楽曲を発表し、公民権運動やベトナム戦争で揺れ動く60~70年代のアメリカで、若者の熱狂的な支持を受けた。その後、カントリーミュージックへの接近、映画出演、キリスト教への傾倒など様々な時期を経て、80年代末から開始したツアーは現在も継続中。97年には新作がグラミー最優秀アルバム賞に選出、08年にはピューリッツァー賞の特別賞を受賞するなど、いまだ音楽シーンの最前線で、後続に大きな影響を与え続けている。
今回の個展は、ディランが89年から92年までのツアー中に書き留めた絵画やスケッチをもとに、07年に製作された「The Drawn Blank Series」と呼ばれる作品を展示する展覧会。全ての原画には本人直筆のサインが入っていて、すべての原画とリトグラフを購入することができ、原画には約460万円~3900万円の値が付けられている。
『ボブ・ディラン絵画展』は、六本木ヒルズumu(港区六本木6-9-1 東京メトロ・六本木駅徒歩5分)で、11月6日~11月21日(日)まで。開場は13:00~20:00、入場は無料。
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