東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で、企画展『EUPHRATES(ユーフラテス)展~研究から表現へ~』が2日から始まっている。
ユーフラテスは、慶応義塾大学・佐藤雅彦研究室の卒業生らにより、2005年に結成されたクリエイティブグループ。NHK教育テレビの人気番組『ピタゴラスイッチ』や、
7月~11月に開催され大きな話題を呼んだ21_21 DESIGN SIGHTの企画展『”これも自分と認めざるをえない”展』のディレクションなどで知られる佐藤雅彦教授の下で研究を行ってきた6名によって構成されている。今年の4月からNHK教育テレビでスタートした5分番組『Eテレ2355』『Eテレ0655』は、佐藤教授とユーフラテスによる最新作として注目を集めている。
その出自から、ユーフラテスは会社組織を持ちつつも「研究」を活動の軸に据えており、映像、アニメーション、展示、グラフィックなど、メディアを問わず「ある考え方(=概念)」を中心に新しい表現を生み出している。本展では、そんな彼らの作品を一覧すると同時に、その基盤である研究活動に注目、その活動形態を展望するものであるという。
『EUPHRATES(ユーフラテス)展~研究から表現へ~』は、ggg(中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)にて、12月25日(土)までの開催。開館時間は11:00~19:00(土曜日は~18:00)、日曜、祝祭日休館。入場無料。また、10日(金)夜には、ギャラリートーク「研究から表現に至る過程 ~『イデアの工場』を例として」が、五反田のDNP五反田ビル1Fホールで、17日(金)夜には、同じく「ユーフラテスの映像と研究テーマ」がgggにて開かれる。詳細、申し込み等は下記公式サイトから。
(※この画像はサイトのスクリーンショットです)
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