資生堂が新進アーティストの公募展

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1月7日(金)より、東京・銀座の資生堂ギャラリーにて『第5回shiseido art egg』が行われる。

shiseido art egg(シセイドウ アートエッグ)は、資生堂ギャラリーが1919年にオープンして以来掲げて来た「新しい価値の発見と創造」という企業理念の下、発表の場を求める新進アーティストに、広くギャラリーの門戸を開放する公募制のプログラム。その5回目となる今回、全国から集まった261件の中から入選したのは、藤本涼、今村僚佑、川辺ナホの3名。全員、ここ数年で大学院を修了したばかりの若手アーティストだ。

「『写真を撮る』のではなく、カメラと写真を用いて『イメージを獲得する』」ことを目指した藤本の作品展が、1月7日(金)~30日(日)に。「空間と人間の五感の関係性を新たにつむぎだすインスタレーション作品」といわれる今村の作品展が、2月4日(金)~27日(日)まで。「ビデオカメラを用い、人間の『見る』という行為を深く追求」した川辺の、映像インスタレーションによる個展が、3月4日(金)~27日(日)に。3者それぞれ21日間ずつの開催となる。

展覧会終了後には、建築家の隈研吾、現代美術家の宮島達男、美術作家のやなぎみわの3人の審査員が、3つの個展の中からshiseido art egg賞を選出。また関連企画として、武蔵野美術大学教授の岡部あおみ、神奈川県立近代美術館副館長兼企画課長の水沢勉のギャラリートークも3月に行われるという。

『第5回shiseido art egg』は、上記の期間中、資生堂ギャラリー(中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階)にて開催。入場無料。開場時間は平日11時~19時、日曜・祝日は11時~18時。毎週月曜休み。

(※この画像はサイトのスクリーンショットです。)

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資生堂ギャラリー
shiseido art egg

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。