2月1日からGoogleが、ストリートビューを使った新サービス「アートプロジェクト」を公開。世界中の美術館を思いのままに散策できるサービスが話題を呼んでいる。
「アートプロジェクト」は、Googleストリートビューの方法論を美術館に採用した新サービス。Googleが美術館の協力を得て美術館の館内を全方位撮影し、利用者はネット上で有名美術館のバーチャルツアーを楽しむことができる。さらに各美術館から1点、超高解像度で撮影された作品が収録されており、細かい画家の筆のタッチまで詳細に見ることができるようになっている。
このプロジェクトに参加しているのは、
・ニューヨーク近代美術館(米)
・メトロポリタン美術館(米)
・フリーア美術館(米)
・フリック・コレクション(米)
・ナショナルギャラリー(英)
・テート・ブリテン(英)
・アムステルダム国立美術館(オランダ)
・ゴッホ美術館(オランダ)
・ウフィッツィ美術館(伊)
・エルミタージュ美術館(露)
・ステートトレチャコフ美術館(露)
・ヴェルサイユ宮殿(仏)
・アルテ ナショナルギャラリー(独)
・ベルリン国立美術館 (独)
・ソフィア王妃国立美術館 (スペイン)
・ティッセン・ボルネミッサ美術館 (スペイン)
・カンパ美術館(チェコ)
という9か国17の美術館。ボッティチェッリの「ビーナスの誕生」、ゴッホの「星月夜」、ブリューゲルの「穀物の収穫」、さらに葛飾北斎や伊藤若冲など、日本人画家を含む1000作以上の名画を鑑賞することができる。
各美術館のバーチャルツアーに参加するには、アートプロジェクトのサイトを訪れるほか、Google マップからのアクセスも可能。例えば、ヴェルサイユ宮殿等は宮殿の外観も見ることができるので、そちらも合わせてお楽しみいただきたい。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・Art Project
・アートプロジェクトで、世界の美術館を探検しよう- Google Japan Blog
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