4月7日(木)より、東京・上野の東京藝術大学大学美術館にて、「香り」をテーマとした展覧会『香り かぐわしき名宝』展 Fragrance – the Aroma of Masterpiecesが開催される。
同展は、香りにまつわるさまざまな美術作品を紹介しながら、目に見えない香りの魅力を、人間の五感や想像力を頼りに味わうことができる”体感型”の展覧会。東京藝術大学が、「香りを見ることができるか」という刺激的なテーマに挑戦した、日本で初めての「香り」の文化を多角的に取り上げた展覧会となっている。
展示は、「香りの日本文化」「香道と香りの道具」 「絵画の香り」という3つのテーマで構成されており、「香りの日本文化」では、古代から近代までの日本人と香りとのかかわりを持つ名宝を概観。「香道と香りの道具」では、室町時代以降、茶道、華道とともに発展をとげた香道の世界から選りすぐられた香道具の名品が集められており、「絵画の香り」では、江戸~近代の浮世絵、美人画、水墨画などに描かれた、「香り」をテーマに精選した名作が展示される。
『香り かぐわしき名宝』展は、4月7日(木)~ 5月29日(日)まで、東京藝術大学大学美術館(東京都台東区上野公園12-8)にて開催。開館時間は10:00~17:00(土曜日は~18:00)、休館日は月曜(5月2日は開館)。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。