ツールに挑む自転車チームに密着したドキュメンタリー 一挙3本公開

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世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」の開催を目前に控え、出場チームに密着したドキュメンタリー映画3本が、東京・渋谷のアップリンク・ファクトリーほかで6月4日から全国順次公開される。

ツール・ド・フランス(以下「ツール」)は、フランス全土を約3週間かけて1周する世界最大の自転車レース。日本での知名度は今一つのツールだが、世界的には「オリンピック」「サッカーW杯」とともに世界3大スポーツの1つにも数えられ、ヨーロッパを中心に大会の中継の延べ視聴者数は数十億人にも達する。

今回公開されるのは、『ブラッド・スウェット&ギアーズ』(09年 アメリカ)、『ビヨンド・ザ・プロトン 2009』(09年 カナダ)、『ビヨンド・ザ・プロトン 2010』(10年 カナダ)の3作品。 『ブラッド・・・』は、07年冬、アメリカのプロサイクリングチーム『スリップストリーム』がツールに挑戦するまでの姿を、『ビヨンド・・・』の「09」および「10」は、カナダのバイクフレームメーカー『サーヴェロ』が09年に結成した『サーヴェロ・テストチーム』の08年末~10年を追ったドキュメンタリー映画となっている。

『ブラッド・・・』には、デーヴィッド・ミラー、クリスティアン・ヴァンデヴェルデ、『ビヨンド・・・』にはカルロス・サストレ、トル・フースホフトといった、過去にツールを賑わせてきた選手たちが出演。3週間で約3500kmを走る過酷なツールに挑む選手たちの現場の裏側が収められている。

3作品の上映は、アップリンク・ファクトリー(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)ほかにて、6月4日から。各作品の上映時間その他詳細に関しては、下記関連リンクをご参照頂きたい。

【関連リンク】
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。