5月21日に行われた『立式Ⅲ』の興奮も冷めやらないうちに、6月5日、相対性理論プレゼンツ『解析Ⅲ』が新木場STUDIO COASTで行われた。ゲストには、4月発売のアルバム『正しい相対性理論』にも参加しているアート・リンゼイ、さらにコーネリアスを迎え、前回の立式Ⅲとは趣の異なったライブになった。
まず開演後、アート・リンゼイとコーネリアスが登場、30分ほどアート・リンゼイとコーネリアスのセッションタイムが続く。その後、しばらくの休憩のあと、相対性理論が登場。今回は前回のセットリストとは全く違い、ライブではレアとされる『スマトラ警備隊』ややくしまるえつこのソロ曲『ルル』『ときめきハッカー』などをおりまぜた、新旧のファンを楽しませることができたライブとなった。
スマトラ警備隊のイントロが鳴ったときには歓声が起こった。ただ基本的には3枚目の『シンクロニシティーン』からの選曲。アンコール後はアート・リンゼイと小山田圭吾も登場、全員で恒例となっている『ムーンライト銀河』を熱演し、終演となった。
今回、ただ一曲一曲やるだけでなく、流れを意識した演奏となっており、ライブの演出力のレベルアップが確認できた。今後、どういう演出に向かうのか、楽しみだ。
セットリスト
Q/P
『相対性理論presents解析Ⅲ。』
人工衛星
地獄先生
『やめて、西日をあてないで。』
GAIAにおねがい
Q&Q
ペペロンチーノ・キャンディー
『恋の病というより、風邪。』
ルル
ほうき星
スマトラ警備隊
『大丈夫、ただの不整脈だから。』
ときめきハッカー
(1+1)
小学館
ミス・パラレルワールド
『チャオ。』
ムーンライト銀河
『おやすみ。』
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