昨年12月1日に初ツイート「歌舞伎劇場で出してはいけないお弁当:エビいため」を発信して以来、わずか8か月あまりでツイッターのフォロワーが30万人にも迫ろうかという放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏。TV出演時にはダジャレを連発し、ツイッターでも毎日平均10個のダジャレを量産し続けているデーブが、その陰に潜む努力を『ケトル』創刊号で語っている。
「新聞は日本と海外のものを合わせて20紙程度。雑誌は文春、新潮、現代はよく読むし、『GOSSIPS』とか『People』とか、海外の雑誌も毎週フェデックスで送ってもらってる。それから芸能に関する有料のニュースレター、iPhoneにも芸能ニュースのアプリがいっぱい入ってる。もちろん芸能サイトも見ます」
そこにTVのワイドショーやニュースが加わり、「24時間コンビニ状態」で情報を入れ続けているデーブ。それらの情報をすべてエバーノート(情報管理ツール)で管理し、それはダジャレに関しても同様だというデーブは、「余裕がない時はiPhoneにダジャレを録音することもある」そうだ。
そして、ソーシャルメディアの世界でこれだけ存在感を発揮しているデーブだが、やはりテレビへの愛着はもちろん消えることはない。当初はツイッターをやることにも消極的だったというデーブは、「テレビは瞬間的に何千万もの人が見るでしょ? やっぱりずっと影響力がある」と断言。毎日欠かさずチェックしている視聴率、噂話や業界の行方など、知っても知っても飽きないのが、デーブにとってのテレビなのだそうだ。
◆ケトル VOL.01(6月14日発売/太田出版)
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