日本PTA全国協議会調査による「子供に見せたくない番組」において、8年連続1位の金字塔を打ち立てたテレビ朝日系の人気番組『ロンドンハーツ』。数々の素人いじり企画や芸能人ドッキリ、「格付けしあう女たち」など、過激な企画を次々と世に送り出してきたこの番組だが、果たして”お蔵入り”になった企画はあるのだろうか?
ロンドンブーツ1号2号の2人と、同番組の演出・プロデューサーの加地倫三が『クイック・ジャパン』vol.97誌上で対談。そのあたりの事情について語っている。
加地「素人さんのドッキリにはたくさんありますよ」
ロンブー・淳「大体『いやー、引っ掛けられましたわー。面白くなるなら使ってください』が多い中、『絶対放送されたくない。させない』と怒る人もいて、もったいなーというのは、すごくあります」
恋愛モノの企画では、「実はドッキリなんです」と明かしたら男性が「絶対放送させない」と怒り出し、スタッフの交渉も難航。淳が男性の所に行ったところ、大喧嘩になったこともあるという。
そして、番組の長い歴史の間には、淳自身がお蔵入りをお願いしたこともあり、「30歳ぐらいの頃かな」と淳が振り返るその事件は、
「僕の元カノが登場したんです。そしたらその時の彼女が『自分の番組に元カノ出てあんなヘラヘラしてるんだ?』ってものすごい怒るんで、その時は『仕事だからしょーがねーだろ』で終わったんですけど、その2回目があることを言わずに収録に臨んだんですよね。
で、収録後に彼女に『放送するからイヤな思いするだろうけどごめんね』って言ったら、『そんなんだったら別れる!』という話になったから、これは放送を食い止めなければと加地さんのところに行ってお願いしたんです」
というもの。その時、淳は「その代わりになんでもやります」と宣言し、放送はめでたくお蔵入りになったそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.97(8月12日発売/太田出版)
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