大ヒットホラー映画『呪怨』などで知られる清水崇監督の新作3Dホラー『ラビット・ホラー3D』が9月17日、全国公開される。
清水監督は”Jホラー最恐”とも称される『呪怨』のハリウッドリメイク作『THE JUON/呪怨』で日本人初の全米チャート1位を獲得。その後、アジア初の3D実写長編映画『戦慄迷宮3D』を手掛け、2010年のヴェネチア国際映画祭では3Dコンペティション部門の審査委員長を務めるなど、ホラー映画をベースに活躍の場を広げている。
今作ではダーク・ファンタジー的要素を取り込み、新たな恐怖を演出。3D映画本来の醍醐味である”飛び出し”効果のアトラクション性も追求し、娯楽性と芸術性が同居する作品を創り上げた。
そんな今作の映像世界を支えるのが、世界的な撮影監督のクリストファー・ドイル。『恋する惑星』などのウォン・カーウァイ監督作品で多くの映画ファンを魅了し、『HERO』『レディ・イン・ザ・ウォーター』などで世界を駆け巡る映画撮影の名手が、既成概念に囚われない感性を遺憾なく発揮した。
出演は満島ひかり、香川照之など。弟の失踪事件に端を発する異常な恐怖体験をその確かな演技力で演じ切り、観る者の目を釘づけにする。
9月10日まで開催中の第68回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品されている同作。果たして、イタリアの観衆を恐怖で震撼させることができるかどうかも気になるところ。
『ラビット・ホラー3D』は9月17日(土)より全国ロードショー。
【関連リンク】
・映画『ラビット・ホラー3D』公式サイト (音が出ます)
【関連記事】
・サミュエル・L・ジャクソンVS.核テロリスト『4デイズ』9月公開
・原作は世界で最も読まれた恋愛小説 『親愛なるきみへ』公開間近
・ジェイソン・ステイサム主演『ブリッツ』10・15公開