10月12日、「さよならポニーテール」がメジャーデビューアルバム『魔法のメロディ』をリリース。さらに同日には、漫画作品『きみのことば』を同時発売した。
さよならポニーテールは、みぃな、なっちゃん、あゆみんの3人の女の子たちを中心に結成され、自主制作盤『モミュの木の向こう側』で注目を集めたグループ。これまでに一度もライヴを行わず、活動はMySpace、Twitterといったソーシャルメディア上のみと、その素性は謎に包まれている。
『クイック・ジャパン』vol.98には中心メンバーの一人・クロネコ氏へのインタビューが掲載されており、
「よく雑誌でバンドのインタビューが何万字も載っていますけど、『両親に捨てられ、学校にも行かず、拾ったギターで音楽に目覚めて作ったのがこのデビュー曲です』みたいな特殊な生い立ちの人ばっかりではないですよね。そもそもバンドって、そうやって脚色されたヒストリーを楽しむ部分もあると思うんです。だったら、もっと思い切って脚色したらより面白くできるじゃないかなって」
と語っている。謎に包まれたメンバー構成については、
「CDのジャケットに描いてある女の子も、その周りにいる登場人物たちも、全員が実在するんですよ。歌い手の3人が一応メインっぽくなっているけど、本当に全員が存在していて、それぞれの役割をやっている」
と述べているが、『クイック・ジャパン』のインタビューでも、個々の細かいプロフィールは一切明らかにされなかった。
◆『クイック・ジャパン』vol.98(10月12日発売/太田出版)
【関連リンク】
・『クイック・ジャパン』vol.98
・魔法のメロディ:さよならポニーテール-Amazon.co.jp
・きみのことば-太田出版
【関連記事】
・謎のバンド・女王蜂がクイックジャパンに降臨
・謎のバンド「誰でもエスパー」8・24高円寺で初ライブ