今年5月からスタートしたデビュー10周年記念”THE 対バンスタイル”シリーズGIG『極東ロックンロール・ハイスクール』で密度の濃いステージを繰り広げ、観客を驚嘆させた氣志團のリーダー・綾小路翔が、現在プライベートで親しい間柄なのが、アート集団「Chim↑Pom」のエリイだ。
今年も岡本太郎の『明日への神話』へのイラスト付け足し事件や、震災をテーマにした個展『REAL TIMES』で世間を騒がせたChim↑Pomのエリイと、「氣志團」「DJ OZMA」「矢島美容室」など多彩な表現活動を続ける翔が、12月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.99で対談。翔は2人が出会ったきっかけをこう語る。
「僕っていつも大体1人なんですよ。飲みに行く時も、家にいる時も。で、家でネットしてる時に、たまたまエリイの存在を知って。それからなんとなくいつもブログをチェックしてたんです。ああ、今日もエリイちゃんは飲んでるなって(笑)。もう、アートのこととか全然書いてなくて、本当に高校生みたいに遊び回ってるだけで、面白い人だなあとずっと思ってて」
そして、3年前に翔が東京ガールズコレクションに出た時にエリイが翔に挨拶し、今では毎日のように一緒に六本木で飲んでいるという2人。六本木については、こんなエピソードがあるそうだ。
翔 「昔、よく俺にビラ配ってたって言ってたよね」
エリイ 「そう! 六本木の交差点のところでキャバクラのビラ配りのバイトしてて。そうすると、大体いつも翔やんが通るの。で、『お願いしま~す! カワイイ娘いるんで~』みたいな感じでティッシュ渡してて」
そして、エリイが「芸能人もいっぱい通るんですけど、その中で唯一ビラを貰ってくれるのは翔やんだった(笑)」と続けると、翔はアハハハと大爆笑。そんな翔は、
「まあ、今芸能人たちは、みんな六本木周辺から離れてるんで。あんな事件やこんな事件ですっかり黒いイメージがついちゃったんで(笑)。でも、僕らは誰に見られても気にしないし、何も後ろめたいところはないからね」
と、六本木生活から離れる気がないことを明かしている。
◆『クイック・ジャパン』vol.99(12月12日発売/太田出版)
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