「ご飯の友」はよく話題になるが、最強の「パンの友」は?

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ご飯とは違って”お友”がいらないのがパンの大きな魅力だが、バターやジャムを塗ることで、2倍も3倍も美味しく食べられることもこれまた事実。パンのプロたちは、いったいパンにどんなジャムを塗って食べているのだろうか? 「パン屋さんが好きなジャムなら絶対おいしい!」との確信のもと、3軒のパン屋さんにおすすめのジャムを聞いてみた。

東京・学芸大学の『パナデリーヤ・ティグレ』の店長・望月哲二さんがオススメするジャムは、ドイツ・ファラー社のリンゴジャム(225g/1250円)。望月さんが、「通常のジャムより柔らかなジュレ状で、バニラビーンズがまるごと1本入ってるんですよ!」と絶賛するこのジャムには、他にも洋梨やアプリコットがあり、「ちょっと高いけど、試す価値アリ」なのだそうだ。

鎌倉の名店『日進堂』の販売員・鈴木のり子さんがチョイスしたのは、デンマークストリームラインのブラックチェリー(45g/525円)。鈴木さんによると、このジャムはソフト系のフランスパンとよく合うそうで、「安くてたっぷり入ってるので好きなだけ塗れるのが嬉しい」という逸品だという。

東京・江古田の『パーラー江古田』の店主・原田浩次さんは、「豪徳寺(東京都世田谷区)のパン屋『ユヌクレ』のジャムですね」と、自らのお気に入りを紹介。原田さんは、店長の関谷さんとは知り合いで、こちらの自家製ジャムは「旬の果物を使ってておいしい」そうだ。

◆ケトル VOL.05(2月15日発売/太田出版)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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