1930年代の移動サーカス団を舞台に禁断の恋を描いたラブストーリー『恋人たちのパレード』が2月25日から公開されている。
アメリカが大恐慌を迎えていた1930年代、コーネル大学で獣医学を学んでいたジェイコブは、卒業を目前に両親を交通事故で亡くしてしまう。経済的にも追いつめられ、疾走する列車に衝動的に飛び乗ったジェイコブ。それは移動サーカス団、ベンジーニ・ブラザーズ・サーカス団の列車だった。獣医学を修めたジェイコブはサーカス団に入団。そこで、一座の花形で、嫉妬深い団長・オーガストの妻であるマリーナに心を奪われてしまうのだが・・・。
同作は、2006年に出版されたサラ・グルーエンのベストセラー小説『サーカス象に水を』を映像化。監督は、『アイ・アム・レジェンド』のフランシス・ローレンス。主演は『トワイライト』シリーズで魅力的なヴァンパイアを演じ、世界中の女性を虜にしたロバート・パティンソン。サーカス団の美貌の花形スターは、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のアカデミー賞女優リーズ・ウィザースプーンが演じている。
経営危機に瀕したサーカス一座の救世主として連れて来られる象のロージーを演じているのは、42歳のメスのタイ。彼女はこれまで数々の映画に出演してきた”ベテラン俳優”なのだとか。リーズ・ウィザースプーンは撮影開始の3ヶ月前からタイを相手に訓練を受け、象の鼻に足をかけて背中によじのぼるなどの芸を身につけたそうだ。
『恋人たちのパレード』は2月25日(土)よりシネマート新宿ほか全国公開中。
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