2月から3月にかけて『モーレツ☆大航海ツアー』で全国を回り、4月21日と22日には横浜アリーナで『ももクロ春の一大事2012 横浜アリーナまさかの2DAYS』が開催されるももいろクローバーZ。現在の彼女たちの勢いを考えれば、『モーレツ・・・』の全5回という公演数は、いささか控えめな数字とも思えるが、初日(2月25日 新木場STUDIO COAST)の公演は、多くの課題が残るものだったようだ。4月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.101で、メンバーおよびマネージャーの川上アキラ氏はこう語っている。
川上 「本人たちの口からは言いにくいかもしれないけど、正直、甘えがあったと思います。スタッフに関してもです。ミスをする姿を見せてしまうのはプロとしてどうか、という声もあると思うんですけど、ウチが前に進んでいく上ではとても重要な出来事だった。あのあとから、みんなもよく話をするようになったでしょ?」
百田夏菜子 「ライブが終わってから、みんなですごく話すようになった。今日の会場の雰囲気はどうだったとか、この部分はダメだったよね、とか・・・・・・とにかく、その日にあったことをこれまでよりも話すようになったね」
「スタッフさんともよく話すようになった」(玉井詩織)、「打ち合わせをして、そういう部分を改善できる時間があった」(百田)と、着実に成長を遂げた彼女たち。今回のツアーでは、他にもこんな収穫があったそうで・・・・・・。
高城れに 「私もあーりん(佐々木彩夏)と少し仲良くなれたし、ツアーをやった意味があったと思う」
川上 「だから、そういう誤解を招くことを言わない! ステージでしゃべりだしたときにはびっくりしたよ」
今回のツアーでは高城と佐々木はホテルが相部屋だったのだが、なんと2人は、部屋にいるあいだ、ひとこともしゃべらなかったそうだ。しかし2人によれば、これは
「別に仲が悪いって意味じゃないんですよ」(佐々木)
「無言でも平気な関係なの」(高城)
ということらしく、「本当に落ち着けたの」と語る佐々木。2人にとって、無言は信頼の証だったようだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.101(4月12日発売/太田出版)
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