現在、人気急上昇中のアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の結成メンバーであり、初代リーダーだった高城れには、ユニークで強烈なキャラクター性と、独特のフリーなダンススタイルを持つメンバー随一の個性派。「れに」という珍しい名前は、母親が持っていた人形の名前から付けられたそうだが、幼い頃はどんな女の子だったのだろう? 2月14日発売の『クイック・ジャパン』vol.100でこう語っている。
「極度の人見知りだったんです。一人っ子って人見知りが多いんですよ。もう本当に幼稚園の時とか、人と話すのが無理で、幼稚園に行くこと自体もすごい嫌でした。『行くよ』って引っ張られながら毎日行ってたんですよ」
しかしその頃からダンスが好きで、ダンス教室には通っていたという高城。中2の時にスカウトされ、事務所に入って1年後に結成されたももクロの初代リーダーに選ばれた彼女だが、わずか3カ月ほどでリーダーの座を退くことになってしまう。その時のことを彼女はこう語る。
「悔しくて、どうしてなのか聞きに行ったんですよ。すごく落ち込んで『あぁヤバい。これクビにされちゃう』と思っていたんです。理由を聞かなきゃと考えていた時に、マネージャーさんから『気にしてるんだろ。どうしてなのか教えてあげるよ』みたいな感じで呼び出されて。それで『考えが固すぎる』『あなたは真面目だから、全部をうまくやろうとする。そのせいでかえって自分が出せてない』って言われたんです」
その時は「リーダーを降ろされたらもう自分の役目がなくなっちゃうとも思った」という高城。しかし、「絶対にももクロを抜けたくない」という思いからレッスンを頑張ったり、人見知りを克服したりし、今ではももクロの最年長者としてグループを引っ張っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.100(2月14日発売/太田出版)
【関連リンク】
・『クイック・ジャパン』vol.100
【関連記事】
・ももクロ佐々木彩夏「コマネチやれ」と命令され号泣して拒否
・人気急上昇のアイドルももクロ「ウチらはお笑い芸人に近い」
・アイドルグループ脱退の16歳「シロクロはっきりさせたかった」
・写真家・川島小鳥 ももクロの「茶畑のシンデレラ」を撮り下ろし