いま、猛烈な勢いでファンが急増中のアイドルグループ・ももいろクローバーZで最年長のメンバーが、この春、高校を卒業した高城れに。ただ1人の”社会人”となった彼女は、やはり「高校へ行きながらのプロ」とは違うという意識はあるのだろうか? 『クイック・ジャパン』vol.102のインタビューで、高城はこう答えている。
「今までは学生だったから『これがなくなっても学校があるから』っていう、ちょっと甘えていた部分があったけど、それがなくなっちゃうと不安ですよ、やっぱり。でも、それは自分で解決していかなきゃいけない問題だから、急がずゆっくり、自分なりに考えて時間を大切にしていこうかなっていう風には思うようになりました」
この答えに、「仕事がもしなくても普通の学生に戻れるときもあるって思うし…」(百田夏菜子)、「今まで避けてきたことと向き合ってるんだなぁと思うと、すごいよね」(佐々木彩夏)と、感心した様子の他のメンバーたち。「高城さんに道を拓いてもらわなきゃ」という玉井詩織に対し、高城は、「でも、自分の進路は自分で考えたほうが(笑)」と冗談めかして答えたが、そんな彼女は「一番年上」ということに関して、こんなことも語っている。
「いつも手探りだね。高校進学するときも悩みましたからね。どういう風になっていくんだろうって。でも、それはみんなもそうだよね。進学ってよくわかんないよね」
こうした悩みは一番年下の佐々木(現在高1)にもあるようで、佐々木は「年齢で許されてた部分がずっとあったと思うんです。(中略)でも高校生ってなると、もっとちっちゃい子たちのグループもあるわけだし、もう『最年少だから』っていうのに頼れなくなったなって思います」と、告白。たかだか5人のメンバーとはいえ、最年長、最年少、それぞれに悩みはあるようだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.102(6月12日発売/太田出版)
【関連リンク】
・『クイック・ジャパン』vol.102
【関連記事】
・ももクロ・高城れに「真面目すぎるから」とリーダー交代の過去
・ももクロ百田「久本さんのトークはすごい。ももクロに活かしたい」
・人気爆発のももクロ「SMAPや嵐みたいなグループになりたい」
・ももクロ横アリ公演で「伝説の台車移動パフォーマンス」が復活