7月28日(土)より、東京・広尾の山種美術館にて、”旅”をテーマにした作品を集めた企画展『夏休み企画 美術館で旅行!―東海道からパリまで―』が開催される。
この展覧会は、「美術館で旅行」をキーワードに、世界各国の風景作品ばかりを集めた企画展。画家の目を通して描かれた世界各地の魅力的な風景に触れることで、美術館に居ながらにして旅行気分が味わえる展覧会になっている。
会場には、歌川広重が江戸から京までの道程を旅情豊かに描き出した『東海道五拾三次』をはじめ、川合玉堂の『竹生嶋山』(琵琶湖)、奥村土牛の『那智』、東山魁夷の『春来る丘』(阿蘇)、黒田清輝の『湘南の海水浴』など、日本各地を描いた作品、さらに横山大観の『楚水の巻』(中国)、速水御舟の『オリンピアス神殿遺址』(エジプト)、佐伯祐三の『レストラン(オ・レヴェイユ・マタン)』(パリ)、平山郁夫の『シルクロードの遺跡 ブハラ』(シルクロード)など、海外の風景を描いた作品が展示される。
『夏休み企画 美術館で旅行!―東海道からパリまで―』は、2012年7月28日(土)~9月23日(日)まで、山種美術館(渋谷区広尾3-12-36 JR・東京メトロ・恵比寿駅徒歩10分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は月曜日(ただし、9/17は開館、翌火曜日は休館)。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。