今年6月6日に行われたAKB総選挙で大躍進を遂げたのが、「さしこ」こと指原莉乃。いわゆる「神7」に割って入っての9位から4位へのジャンプアップは、ファンにとっても大きな驚きだったが、当の本人は”4位”という数字をどのように捉えているのだろうか? 8月13日発売の『クイック・ジャパン』vol.103で、指原はこう語っている。
「『やっちまったぁ』感はありましたよね。『いいのか!?』みたいな。指原はプライドがないから、別に順位が下がったとしてもネタにできるんですよ。もちろん上がりたいですし、上のほうがいいですけど、もし下がったとしても、『落ちちゃったじゃん!』とかってみんなにイジられて、『そうなんですよ~!』って言える。
でも、言えないメンバーはいっぱいいるじゃないですか。下がったことをネタにできないメンバー、ネタにしたくないメンバーもいる中で、『何で私みたいなモンが…』っていう申し訳なさはありました。でも、やっぱり、すっごい嬉しかったです」
総選挙の選抜メンバーによる新曲『ギンガムチェック』では、1位の大島優子の脇で踊り、なおかつ初めてAメロを歌い、あらためて喜びを感じた彼女。こうなるとますます欲が出てくるのでは?
「もし去年の総選挙で4位になってたら、そうだったかもしれない。でも、去年は9位で、その次のシングルでももしかしたら9位のポジションでいけるんじゃないの、と思ったらガクンといきなり下がって普通にいつもの端っこだったので。『いけんじゃね?』っていう気持ちはないですし、もうこれっきりだから今を楽しもう、みたいな感じです」
「落ちる怖さは?」と尋ねると、「ないです。凹んでる暇もないし、しょうがない」と指原。彼女は、「たぶんAKBのメンバーも、これはみんなそうだと思います。みんなハートが強いです」「もちろん愚痴は言いますけど、『どうしよう・・・』とか思わない人が多い。そう思ってる時間すらもったいないって思ってる」と語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.103(8月13日発売/太田出版)
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