秋葉原を舞台としたハチャメチャ戦隊作品『非公認戦隊アキバレンジャー』で、「アキバブルー」こと青柳美月を演じたのが日南響子。「私、戦隊作品だと知らずにオーディションを受けてたんですよ」と語る彼女だが、初めての特撮モノの現場はどうだったのだろう?
「最初は不安だったんですよ。特撮って現場で撮影しているだけでは、どんな仕上がりになるかわからないじゃないですか? でも、第1回目の放送を見て、その不安も吹っ飛びました。非公認なのに合成とかもすごいし(笑)。方向性もわかったので、それからは迷うこともなくなりましたね」
彼女が演じたアキバブルーは、格闘技を極めようとしている女子高生。変身後のアクションはスーツアクターが演じているものの、変身前でもアクションが多い彼女の役だが、運動は決して得意ではないそうだ。
「実は私、学校の体育の授業以外で運動ってしたことないんですよ。しかも、高校のときは学校に校庭がなかったから、体を動かす授業自体がなかったんです! ただ、体はもともと柔らかかったので、最初は『ひみつきち』(アキバレンジャーの溜まり場。いわゆる秘密基地)でも腕立て伏せとかをしている設定だったんですけど、Y字開脚や柔軟運動をするシーンに変更してくれたんですよ」
そんな彼女は、実は筋金入りのアキバ系。以前は休みの日は毎日のように秋葉原に行って、コスプレをして踊りまくっており、今回のロケ現場は「知っているところばかり」だったそうだ。
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