ニコ動「多摩川自給自足生活」の投稿主「カエルは美味い。ムカデはダメ」

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日本初の自給自足バラエティ番組『今夜野宿になりまして』で、”野宿の指南役”に抜擢されているのが、ニコニコ動画で自給自足生活動画をアップしてきたカメ五郎。多摩川から西丹沢、新島へと場所を変え、自給自足生活ぶりを映してきた動画の総視聴回数は150万回を突破しているが、そもそも彼はなぜ、野宿をするに至ったのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.103でカメ五郎はこう語っている。

「最初は普通のキャンプをやってたんですよ。それが高校生の時、終電を逃して野宿したら、屋根がなくて地面が堅くても寝れるもんだなと気づいて。それで『これって山の中でもできるのでは?』と試したんです」

当初は自然の厳しさに太刀打ちできなかったカメ五郎だが、徐々にスキルを高め、さらにその動画を投稿するように。「自給自足生活」で特にインパクトがあるのが、野草、虫、爬虫類など、自然界のものをカメ五郎が食べる姿だが、これまで食べたものに関するエピソードは?

「今まで一番おいしかったのはカエルですかね。焼いても、茹でてブイヨンみたいにしてもいいですけど、一番は燻製。口に合わなかったのはムカデです。これは火を通さずにいただきました。あとスッポンの生き血を飲んだらサルモネラ菌に感染してしまって……。でも勉強になりました。生き血を飲む時はアルコールでシメたほうがいいんだなって」

そんな彼だが、自然界で食べられるものを学ぶべく専門書を読破し、「ゴミは持ち帰る」「焚き火のあとは元に戻す」といったルールは励行しているそう。そうしたシーンは、キチンと動画にも入れていきたいと考えているそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.103(8月13日発売/太田出版)

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『クイック・ジャパン』vol.103

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。