『コロコロコミック』の由来「コロコロ分厚くコロコロ笑えるから」

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10月14日発売の雑誌『ケトル』は、特集のテーマとして「雑誌」をピックアップ。BRUTUS、週刊パーゴルフ、VERY、JT時刻表、ムー、nicola、週刊ヤングジャンプ、Pen、スタジオ・ボイス、rockin’on……ありとあらゆるジャンルの雑誌にまつわる情報を取り上げている。今回取り上げる話題は「雑誌名の由来」について。あの雑誌名には、こんな由来がありました。

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アメリカの実業家・カーネギー曰く「名前は、当人にとって、最も大切なひびきを持つ言葉」。雑誌の名前は、作り手が深い意味や思い入れを込めてつけられている。例えば、「an・an」は、モスクワのパンダの名前が由来。実は当初は「ジャンヌ」という名前だったが、現・マガジンハウス最高顧問の木滑良久氏がパンダが大好きだったことから、途中で名前を変更したのだという。

そして、同誌とよく対比される「non-no」はアイヌ語で「花」を意味しており、女子大生御用達雑誌の「JJ」は、当初「女性自身」の別冊版として発売されたため、同誌の頭文字から命名。結婚情報誌の「ゼクシィ」は、アルファベットで男女の染色体の記号からとった「XY」が由来であり、「じゃらん」は、”道””プロセス”を意味するインドネシア語の「jalan」からきているという。

一方、少年誌の「コロコロコミック」は、雑誌の形がコロコロ分厚く、コロコロと笑えるマンガが多いから。また「コミックボンボン」は、いつもボンボン爆発し、ボンボン読まれる雑誌を目指したからだとか。雑誌好きなら、記事の内容だけでなく、ぜひとも雑誌名の意味も覚えておきたいところだ。

◆ケトル VOL.09(10月14日発売/太田出版)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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