東京吉本の若手芸人の中で数年前から人気を誇ってきたのが、各々がグループ解散経験を持つ3人組・パンサー。最近では向井が『サンジャポ』に呼ばれるなど、確実に知名度を上げつつある彼らだが、何か生活その他に変化は生まれたのだろうか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.105で、パンサーの3人はこう語っている。
菅 「人気とか言われますけどねえ。給料明細見て、『パワー☆プリン』の分引いたら、『なんだこれ』って思いますからね。若手のよくある話で、500円の舞台にバス往復で400円かけて行くんですから」
尾形 「給料25日にもらって、31日の今日、8000円しかない(笑)」
「まだまだ危機感ありそうですね」という問いに「めっちゃありますよ! 俺、35才ですよ!」(尾形)、「当然、『この先どうなってんだろ?』はありますよ」(向井)と口々に語るパンサーのメンバーたち。そんな彼らには、目標としているグループがあるそうだ。
向井 「今は一個一個やっていくしかないですもんね。それで第一段階で僕が目立って、第二段階で尾形さんが出ていって…でもいいと思うんです。最終的に『あそことあそことあそこ、おんなじトリオなんだ』と思われるような」
菅 「シティボーイズさんみたいに」
そして、「パンサーが何層にもなっていて、各自でやること全部がトリオに還元されるのが理想」と語る向井。そこで、彼らに野望を尋ねると、「一発ドカーンと稼ぐのではなく、50才ぐらいまで毎月安定して100万円稼ぎたい」(向井)、「ちょっとずつ売れて、『なんか、いるね』みたいな感じになれれば」(菅)と堅実な2人に対し、尾形は「月200万円ほしい。で、別荘もあって、正月ハワイ行って」と回答。この答えには菅から「小学生の発想だな(笑)」というツッコミが入ったが、尾形は「外車乗って。あとカジノ行くとか。芸能人とかとも付き合ったり…」と、若手芸人らしい野望を語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.105(12月12日発売/太田出版)
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